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村上くんの「牡蠣の話を聞いてくれ2」

以下、村上くん↓

モネが里帰りしていた時におじいちゃんが言った

山の葉っぱさんたちが海の栄養になんのさ

って言葉

これは以前から気仙沼の牡蠣養殖業の方々が取り組んできた活動に由来しています

その活動を興した人こそ地元で知らない人はいない生ける伝説の牡蠣業者、畠山重篤さん
モネのおじいちゃんのモデルになったと言われる方です

50年前、気仙沼では海に赤潮が発生しました
文字通り海が赤くなってしまう赤潮が発生すると海が酸欠状態になり、特に養殖業は
種牡蠣が全滅したり、せっかく育った牡蠣が真っ赤になって出荷できなくなったり大きなダメージを負いました

なぜこんなことになったのか

その頃の日本の山は昔からの広葉樹の森を切って、建材として使われる杉やヒノキなど針葉樹に植え替えていました
針葉樹は手入れを怠るとすぐに山全体が荒廃してしまいます
また落ち葉も腐葉土になる広葉樹より針葉樹はずっと栄養分が少ないんです

栄養豊富な広葉樹の落ち葉が川に溶け込んで海へと流れて豊かな海を作り牡蠣たちが育つ
その流れが断ち切られたのが赤潮の原因なのではないか
そう畠山さんは考えたんです

今日はここまで!
次回は畠山さんたちが赤潮をきっかけに今も取り組んでいる活動を紹介します

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